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DAY4 問題行動を 応用行動分析で解決 

1.応用行動分析(ABA)とは

人間の行動が、その人の考え方や性格だけでなく、周りの環境にも影響されると考えます。この環境とは、行動を起こす前と後の状況を指します。行動の前の状況をA行動そのものをB行動の後の状況をCとし、これをABC分析と呼びます。ABC分析は行動の理解と改善に重要です。

              

2.行動をABC分析すると?

例えば、子どもがお菓子売り場で母親と一緒にいて(A)お菓子が欲しくて大声でわめく、(B)母親はお菓子を買ってあげる、(C)この結果、子どもは大声を出せばお菓子がもらえると学びます

3.子どもは何を学ぶか?

「お菓子が欲しくなったら、泣いたりわめいたりすれば、お母さんはお菓子を買ってくれるぞ♪」 ということを学ぶ確率があがります。


4.強化と弱化

行動の後に良いことが起きるとその行動が増え(強化)嫌なことが起きるとその行動が減ります(弱化)。ABAはこの考え方を使って、良い行動を増やし、悪い行動を減らします。ただし、ABAは罰をできるだけ使わずに行動を改善します。

5.選択的注目

困った行動を減らすために「選択的注目」という方法があります。子どもがお菓子を欲しがるのは自然ですが、欲しがり方が問題です。支援者は、どういう方法で要求が叶わないか、どうすれば叶うかを教えます。泣いたり叩いたりしたときは要求を叶えず正しい方法でお願いできたら「優しくお願いできてえらいね!」と褒めたり、お菓子を我慢できたときは「我慢できてかっこいいね!」と賞賛します。これを「選択的注目」といいます。

6.ABC分析と消去(消去と代替え手段はセット)

                   

この方法は、間違えると冷たくなったり、厳しすぎることがあります。子どもが正しい行動を学ぶためには工夫が必要です。正しい知識を持てば、お父さんお母さんも家で取り組めますが、最初は専門家に相談される事をお勧めします。

                     

不登校に応用行動分析をは5DAYに・・・


             

  <3名限定コーチング実施中> 

                    

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この記事を書いた人

言語聴覚士16年目小学校非常勤講師として4年間ASD、ADHD等の発達障害のお子さんの言語訓練を行ってきました。
押し付けの訓練、子育てで悩み、自身の子どもの不登校や患者さんのリハビリ拒否を通して学んだ事は「人は自分の中に答えを持っている」事に気が付きました。子どもが持っているこたえを引き出せるお手伝いをしていきたいと思っています。

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